live ~貴方に会えて~
~2日後~
ピーンポーン
家のチャイムが鳴った。
「はーい。」
そう言って、外に出る。
「はよ。」
ポケットに手を突っ込みながら、凛音の彼氏、真翔が言う。
「ん。おはよ。あと、誕生日おめでと。」
「おっ、ありがとな。」
「もう行くよね?」
「あぁ。スゲェ楽しみ。」
「でしょうね。あんた、凛音のこと溺愛してるから。」
私は、意地悪気に言った。
「うっせーよ。」
「って言うか、あんたなんで私まで誘うわけ?」
「いや、まだ2人だと緊張するからさ…。」
「ヘタレ。」
「うるせー黙れ。」
「ほんっと、私と凛音の扱い真逆でしょ。」
「お前もだろ。」
「まぁね。だって、凛音可愛いもん。」
「それな。」