live ~貴方に会えて~
え、私拾われたの?
「珍しいじゃん。緋勇が女の子拾ってくるなんてさ。」
「面白そーだったからさ。」
「あ、私の名前は平愛梨。宜しくね。」
「私の名前は莉那です。宜しく。」
自己紹介をした。
「じゃあ、部屋行くか。」
そう言って、2人は歩き出す。
「莉那、ついて来て。」
「あ、分かった。」
そう言って、私は緋勇達に付いて行く。
部屋の前について、ドアが開いた。
「緋勇遅いぞ。」
「わりぃな。」
「後ろに居るの誰?」
さっきみたいにそう聞かれた。
「拾ってきた。莉那って言うんだ。」
「よろしくです。」
「あ、そーなんだ。俺は湊。宜しく。」
「僕は疾風です。宜しくね。」
自己紹介を終わらせて、私は聞いた。
「ねぇ、緋勇。」
「どうした?」
「なんで私此処に連れてこられたの?」
そう聞くと、緋勇が考え込む素振りをした。