幼なじみのやめ方
んー!やっぱり美味しい♪

二人とも朝食を食べ終えると、それぞれが準備を済まして一緒に家を出る。

スペアキーがあるんだから、一緒に出なくても良いと思うんだけど……。



でも、結局はお互い同じ電車に乗って通勤する。





会社に着くと、昨日休んだからか岩長が勝ち誇ったような顔をして私を見てきた。

…なんか、ムカつく。

そんな私を見て、諒がそっと囁いた。

「間違ってもぶちギレたりなんかするなよ、唯。愚痴なら俺がいくらでも聞いてやるからさ」

諒の言葉を受けて、むしゃくしゃした気持ちが少し収まる。



自分のデスクに着いて、普段通りに仕事をする。
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