エターナルリング
「お疲れ様!今日は何する?」
そう問いかけてくるのは、あかねと卓弥の同期 三島茉莉で、あかねと同じ30歳にも関わらず受付嬢をしている。
「暑くてたまんない~!そば?冷やし中華?あんみつ?」
「それ、行くとこひとつじゃん!」
呆れながらも了解してくれる茉莉に、あかねは、“ありがとう”とにっこりと笑った。
「今日の売り上げ達成会のために、ランチは控えめにしないとね~!」
「いやいや、あかねは夏になるとそばかソーメンか冷やし中華しか食べないでしょ?」
「あんみつも食べるし……。」
「いやいや、あんみつはご飯じゃないからね!」
目的の場所まで小言を言われるのもいつものことで、この暑い真夏になると食が細くなるあかねを、いつも茉莉は心配しているのだ。
「こんな暑いとさすがに食べれない。」
「まぁね~異常だわ、この暑さ。」
外に出るときは必ず日傘をさす茉莉は、傘をくるくる回しながら言う。
「会社の近くにランチ行くだけで汗かいちゃう!」
良く食べにいく蕎麦屋近くまで行くと見知った顔がいた。
そう問いかけてくるのは、あかねと卓弥の同期 三島茉莉で、あかねと同じ30歳にも関わらず受付嬢をしている。
「暑くてたまんない~!そば?冷やし中華?あんみつ?」
「それ、行くとこひとつじゃん!」
呆れながらも了解してくれる茉莉に、あかねは、“ありがとう”とにっこりと笑った。
「今日の売り上げ達成会のために、ランチは控えめにしないとね~!」
「いやいや、あかねは夏になるとそばかソーメンか冷やし中華しか食べないでしょ?」
「あんみつも食べるし……。」
「いやいや、あんみつはご飯じゃないからね!」
目的の場所まで小言を言われるのもいつものことで、この暑い真夏になると食が細くなるあかねを、いつも茉莉は心配しているのだ。
「こんな暑いとさすがに食べれない。」
「まぁね~異常だわ、この暑さ。」
外に出るときは必ず日傘をさす茉莉は、傘をくるくる回しながら言う。
「会社の近くにランチ行くだけで汗かいちゃう!」
良く食べにいく蕎麦屋近くまで行くと見知った顔がいた。