短編小説 四ツ葉のクローバー ~今はなき 貴方へ~
十一 頼み

次の朝
♪♪♪♪♪♪♪

静かな部屋に携帯の着信音が鳴り響いた


このメロディー!!



拓也からだ!!




寝起きの私は一気に目覚めた

鼓動が早くなる…

深呼吸をして電話に出た
「もしもし…」


「楓?朝早く 突然ごめんな… 」


三ヶ月振りに聞く拓也の声…

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