短編小説 四ツ葉のクローバー ~今はなき 貴方へ~


純粋にそう言われるとなんだか本当に何かが 変わる様な気がして



私も一緒に必死に探した。



何分くらい そうしていたんだろう。


『あった!』

駆け寄り見てみると
夏実ちゃんの泥だらけの指先に 小さな四ツ葉がしっかりと握られていた!



そして私達は病室へと
走りだした


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