短編小説 四ツ葉のクローバー ~今はなき 貴方へ~


「そろそろ 式が始まるぞ!」

拓也に促され夏実ちゃんを挟み三人で手を繋ぎ校舎へ向かう。


校庭の隅に たくさんのクローバーが風に優しく揺れている。





優子さんが

見守ってくれてる様な

気がした。



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