病院は苦手なんです!(番外編)
☆
「401号室……ここだな」
病院に着いた私達は、ひながいる病室の前にいる
「なんか緊張する~」
心臓のドキドキが尋常でない
「そうだな。俺もするよ……緊張w」
微笑む葵を見て、落ち着く私がいる
「よし!行くか……」
決心した葵が、ゆっくりドアに手を伸ばし、コンコン……っとノックをする
「失礼します~」と控えめに私達は病室に足を踏み入れた
ドア近くにいる、白髪まじりのおばあさんに「こんにちは」と挨拶をかわし、ひなのベッドへ向かう
「ひな、久しぶり~」
「体調は大丈夫なのか?」
小さなテーブルに葵が持っていた紙袋を置く
文化祭から1週間、1度も会うことができず、
LINEで連絡することしか出来なかった