大嫌いな君と再会したら…
ポンポンとした掛け合いを楽しんでいると、目の前の遠藤君が話に入ってきた。
「あの、平井さん、彼氏いましたよね?」
私は思わず楠さんと顔を見合わせた。
「やだ、遠藤君、いつの話してるの。
もう3ヶ月以上前に別れたよ」
私はあっけらかんと言う。
時の流れって偉大。
3ヶ月前にはこんな風に言えなかった。
ずっと落ち込んでて、こんな風に笑って話せるようになったのは、ここ最近のこと。
「あの、僕じゃダメですか?」
「は!?」
「僕、平井さん、好きです。
僕じゃダメですか?」
はぁ……
この状況で告白って、ありえないでしょ。
「遠藤君、飲みすぎた?
そろそろ烏龍茶とかにする?」
私は敢えてお酒のせいにしてなかった事にしようとした。
「僕は、最初から烏龍茶です」
いやいや、そこは「そうですねー、ははっ」ってなかった事にするのが大人でしょ。
私が苦笑してると、楠さんがニッと笑って助け舟を出してくれる。
「遠藤、悪いな。
平井は俺が好きなんだ」
いやいや、私がいつそんな事を?
「そうなんですか。残念です」
へ?
ほんとにこれで引き下がるの?
意味分かんない。
「あの、平井さん、彼氏いましたよね?」
私は思わず楠さんと顔を見合わせた。
「やだ、遠藤君、いつの話してるの。
もう3ヶ月以上前に別れたよ」
私はあっけらかんと言う。
時の流れって偉大。
3ヶ月前にはこんな風に言えなかった。
ずっと落ち込んでて、こんな風に笑って話せるようになったのは、ここ最近のこと。
「あの、僕じゃダメですか?」
「は!?」
「僕、平井さん、好きです。
僕じゃダメですか?」
はぁ……
この状況で告白って、ありえないでしょ。
「遠藤君、飲みすぎた?
そろそろ烏龍茶とかにする?」
私は敢えてお酒のせいにしてなかった事にしようとした。
「僕は、最初から烏龍茶です」
いやいや、そこは「そうですねー、ははっ」ってなかった事にするのが大人でしょ。
私が苦笑してると、楠さんがニッと笑って助け舟を出してくれる。
「遠藤、悪いな。
平井は俺が好きなんだ」
いやいや、私がいつそんな事を?
「そうなんですか。残念です」
へ?
ほんとにこれで引き下がるの?
意味分かんない。