だいさんかくけい
その日は、三人でゲームや沢山話をして遊んだ。
すごく楽しかった。
気づいたら19時になっていた。
「え、もうこんな時間?!ご飯作らなきゃ」
と私が言うと、
「俺、手伝うよ」
と唯吹くんが言ってくれた。
料理をしていて、悲しくなってきた。
唯吹くんは、私のことを覚えてないのに気を使って話してくれる。
思い出が消えてしまったのが悲しくて、悲しくて、今更涙が出てきた。
「ごめん紅菓!!!!」
急に琉唯くんが叫んだ。
私は困惑した。
「、、俺、本当は」
琉唯くんが悲しそうに俯く。
「、、、琉唯じゃなくて、唯吹なんだ」
衝撃的な言葉に私は驚く。
「騙しててごめん、、俺、やっぱここにいる資格ない」
そういうと家から出て行ってしまった。
「まて!唯吹!!!!」
私と琉唯くんは、料理をやめ、唯吹くんを追いかけた。
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