Rose
第1章
カーテンから入ってくる光が眩しくて目を開けた。
時間は13:00
これは寝過ぎたなぁ。
頭が少しぼーっとするのは昨日薬を飲んだからだろうか。
自分の部屋のベットで寝るのもなんだか久しぶりだ。
それにネックレスも、、、つけたままだ。
今日は火曜日、平日なので学校がある。
きっと今頃は昼休憩なんじゃないかな、
そんなことを思いながら学校へ行く準備をする。
地毛である金髪を隠すために茶色のウィッグを被り、
茶色のカラコンをつけ、私のブルーアイをなくす。
制服に着替え、この部屋にある唯一のドアを開けると、
そこには大きすぎるほどのエントランスが。
高校生 "6人" が住むのには必要ない気もしたけど、
あの2人を見るとそうでもなかった笑