私の学校の生徒会、実は魔術師の集まりだったそうです
今までの顔はどこへ

一転して満面の笑顔になった琴葉先輩の変わりようを見て驚く

琴葉先輩は嬉しさのあまりか、私に抱きついてきた

「・・・・・・今の話は本当、ですよね?」

「もっちろん、本当よ。花音の過去をだしにして入らせるのは気が引けるけど・・・・・・」

耳元で苦笑する琴葉先輩

もう入ったからには仕方ない

生徒会の一員として、やれることはやらなければ

それに

影でこそこそと退治するより、堂々とできた方がやりやすい

これはこれでよかったのかもしれない

「じゃっ、今度魔法協会に申請に行きましょっ」

───前言撤回。全然よくなかった
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