私の学校の生徒会、実は魔術師の集まりだったそうです
「はい」
短く返事をして、私は大郷くんと一緒に琴葉先輩を追いかけた
「それじゃあここに手を置いて」
「わかりました」
魔力測定室
対象者の魔力を測定するため、ほかの部屋よりもより頑丈に作られている
魔力を測る際に、幼い子は魔力の急な流れの変化についていけず、魔力暴走を起こすことおかしくないからだ
そのため、被害を最小限に抑えるために、測定室には物はほぼ置かれておらず、周りの部屋からも少し離れたところにある
そしてただいま、私は大郷くんにのみ付き合ってもらい、その部屋に来ていた
顔を変えているからわからないのか、この前テレポーターに通してくれた女性に促され、私は魔力測定用の石版に手を乗せた
石版が私の魔力に反応し、ホログラムが浮あがる
といっても、この石版に編み込まれている幻惑魔術の術式が反応して、ホログラムっぽいものを作っているだけ
魔術は非科学だから
さて、そこに表示された数値に、私は満足する
「魔力値6000・・・・・・平均よりも少し高いですね」
「魔力耐性も6000。すごいね、小鳥遊さん!」
「そんなにすごいことですか」
「普通魔力値の平均は5000が基準なんです。平均よりも高い人が来たのは私も初めてです」
石版から手を離すと、ホログラムは消えた
本当の魔力はもっとあるけど
6000まで抑えることが出来た。上々だ
「じゃ、後で指輪を渡しますね。それに触れればいつでも魔力残量が分かるようになるので」
「指輪、ですか。大郷くんが付けているようなもので間違いなく?」
「大郷さん・・・・・・ああ、彼もつけてらっしゃいますね。これは以降、魔を使う者としての証にもなりますから、肌身離さず持っておいてください」
短く返事をして、私は大郷くんと一緒に琴葉先輩を追いかけた
「それじゃあここに手を置いて」
「わかりました」
魔力測定室
対象者の魔力を測定するため、ほかの部屋よりもより頑丈に作られている
魔力を測る際に、幼い子は魔力の急な流れの変化についていけず、魔力暴走を起こすことおかしくないからだ
そのため、被害を最小限に抑えるために、測定室には物はほぼ置かれておらず、周りの部屋からも少し離れたところにある
そしてただいま、私は大郷くんにのみ付き合ってもらい、その部屋に来ていた
顔を変えているからわからないのか、この前テレポーターに通してくれた女性に促され、私は魔力測定用の石版に手を乗せた
石版が私の魔力に反応し、ホログラムが浮あがる
といっても、この石版に編み込まれている幻惑魔術の術式が反応して、ホログラムっぽいものを作っているだけ
魔術は非科学だから
さて、そこに表示された数値に、私は満足する
「魔力値6000・・・・・・平均よりも少し高いですね」
「魔力耐性も6000。すごいね、小鳥遊さん!」
「そんなにすごいことですか」
「普通魔力値の平均は5000が基準なんです。平均よりも高い人が来たのは私も初めてです」
石版から手を離すと、ホログラムは消えた
本当の魔力はもっとあるけど
6000まで抑えることが出来た。上々だ
「じゃ、後で指輪を渡しますね。それに触れればいつでも魔力残量が分かるようになるので」
「指輪、ですか。大郷くんが付けているようなもので間違いなく?」
「大郷さん・・・・・・ああ、彼もつけてらっしゃいますね。これは以降、魔を使う者としての証にもなりますから、肌身離さず持っておいてください」