右へならえ
二次会の会場は、
オシャレなお店。
前にお姉ちゃんから
聞いたことがあったお店。
2人の行きつけなので、
今日は貸し切りにしてくれたらしい。
竜之介さんは、
私に気を使ってくれて
楽しい話をしてくれた。
本当に優しくて、気配りのできる人。
それに何気ない仕草がカッコイイ。
気になって、気になって目で追ってしまう。
何もかも完璧。
竜之介さんに惚れないわけがない。
ここにいる女性のほとんどが
竜之介を見て、
瞳がハートマークになっている。
「麻知ちゃん、大丈夫?」
「えっ、あっ、大丈夫です」
私は残りのカクテルを一気に飲んだ。
「そんな一気に飲んだら、酔っ払っちゃうよ」
「へ、平気です。
竜之介さんは飲まないんですか?
俺は、車だし、麻知ちゃんをちゃんと
送り届ける義務があるから」
「……」
「な〜んて俺、酒弱いの。
そんなふうに見えないだろうけど」
「全然みえません」
「ハッキリいうなぁ。麻知ちゃんは」
笑いながら話してくれて
どんどん好きになっていくのがわかった。
でも、惚れちゃいけないんだ。
お兄さんが言ってたなぁ。
女友達たくさんいるって。
それってただの友達じゃないよね?
一線を越えた友達ってことでしょ?
つまりセフレってことか。
はぁ〜。
とんでもない人を好きになってしまった。
オシャレなお店。
前にお姉ちゃんから
聞いたことがあったお店。
2人の行きつけなので、
今日は貸し切りにしてくれたらしい。
竜之介さんは、
私に気を使ってくれて
楽しい話をしてくれた。
本当に優しくて、気配りのできる人。
それに何気ない仕草がカッコイイ。
気になって、気になって目で追ってしまう。
何もかも完璧。
竜之介さんに惚れないわけがない。
ここにいる女性のほとんどが
竜之介を見て、
瞳がハートマークになっている。
「麻知ちゃん、大丈夫?」
「えっ、あっ、大丈夫です」
私は残りのカクテルを一気に飲んだ。
「そんな一気に飲んだら、酔っ払っちゃうよ」
「へ、平気です。
竜之介さんは飲まないんですか?
俺は、車だし、麻知ちゃんをちゃんと
送り届ける義務があるから」
「……」
「な〜んて俺、酒弱いの。
そんなふうに見えないだろうけど」
「全然みえません」
「ハッキリいうなぁ。麻知ちゃんは」
笑いながら話してくれて
どんどん好きになっていくのがわかった。
でも、惚れちゃいけないんだ。
お兄さんが言ってたなぁ。
女友達たくさんいるって。
それってただの友達じゃないよね?
一線を越えた友達ってことでしょ?
つまりセフレってことか。
はぁ〜。
とんでもない人を好きになってしまった。