人間サイコロ
探す
「ゲームが消えたって、どういうことですか!?」
あたしは思わず大きな声を出していた。
先生の話によると、供養してもらうために神社に持って行ったゲームが、忽然と消えてしまったということなのだ。
他の供養する品々と一緒に保管されていたはずが、どこをどう探してみてもゲームだけ見つからない。
供養する前に紛失してしまったことで、神主さんから先生へ連絡が入ったらしい。
「先生にもわからないんだ。もう、なにがなんだか……」
そう言い、青ざめて両手で顔を覆いかくす先生。
「もし、また誰かの手にゲームが渡ったらどうなるんですか? また、同じ被害が出るんじゃないですか?」
イクヤが先生に詰め寄る。
「そうなる前に探さないといけないけど、どこを探せばいいかわからない……」
先生も懸命に探した後なのかもしれない。
「神社の中にはなかったんですよね?」
あたしがそう訊ねると、先生は何度も頷いた。
「あぁ。私も一緒になって探したから間違いない」
じゃあ、一体どこに……?
あたしは思わず大きな声を出していた。
先生の話によると、供養してもらうために神社に持って行ったゲームが、忽然と消えてしまったということなのだ。
他の供養する品々と一緒に保管されていたはずが、どこをどう探してみてもゲームだけ見つからない。
供養する前に紛失してしまったことで、神主さんから先生へ連絡が入ったらしい。
「先生にもわからないんだ。もう、なにがなんだか……」
そう言い、青ざめて両手で顔を覆いかくす先生。
「もし、また誰かの手にゲームが渡ったらどうなるんですか? また、同じ被害が出るんじゃないですか?」
イクヤが先生に詰め寄る。
「そうなる前に探さないといけないけど、どこを探せばいいかわからない……」
先生も懸命に探した後なのかもしれない。
「神社の中にはなかったんですよね?」
あたしがそう訊ねると、先生は何度も頷いた。
「あぁ。私も一緒になって探したから間違いない」
じゃあ、一体どこに……?