人間サイコロ
イクヤが混乱したようにその場に立ちつくし、あたしを探して杖を持っていない左手を彷徨わせている。
「イクヤ……どうしよう、あたしたち……また戻ってきちゃったよ……」
あたしはそう言いイクヤの手を握りしめた。
画面には新たなプレイヤーを1人決める場面が表示されていた……。
「イクヤ……どうしよう、あたしたち……また戻ってきちゃったよ……」
あたしはそう言いイクヤの手を握りしめた。
画面には新たなプレイヤーを1人決める場面が表示されていた……。