人間サイコロ
「そんな……」


あたしは唖然として画面を見つめた。


ミッションがシャッフルされる機能くらい簡単に作ることができるから、先生が言っていることは正しいかもしれない。


けれどそれは、この先どんなミッションが待ち受けているのか想像できないということだった。


「とにかく、使えるものを探さないとな」


先生はそう言い、自分の足の指を切断するための道具を探し始めたのだった……。
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