人間サイコロ
このゲームはモニターをタップして行うタイプじゃない。
今までも何度も試してみたから、それは確認済だった。
「この画面だけタチパネル対応になってんのか……」
カズヤがそう言って左から2番目柄の額縁に触れた。
それも認証され、カズヤの手形がはまる。
あたしは興奮して呼吸が荒くなるのを感じながら、3枚目の額縁に自分の手を押し当てた。
「すごい……」
これであたしたち3人の手形ははまった。
残る3人は……。
あたしは意識が戻らないままのホナミへ視線を向け、それから2人と目配せをした。
「ホナミの体を移動して、手形を押させよう」
そう言うと、イクヤとカズヤの2人はずぐにホナミの体を画面近くに運んでくれた。
ホナミは椅子に座らされ、あたしはその手を画面に押し当てた。
4つ目の額縁も埋まる。
今までも何度も試してみたから、それは確認済だった。
「この画面だけタチパネル対応になってんのか……」
カズヤがそう言って左から2番目柄の額縁に触れた。
それも認証され、カズヤの手形がはまる。
あたしは興奮して呼吸が荒くなるのを感じながら、3枚目の額縁に自分の手を押し当てた。
「すごい……」
これであたしたち3人の手形ははまった。
残る3人は……。
あたしは意識が戻らないままのホナミへ視線を向け、それから2人と目配せをした。
「ホナミの体を移動して、手形を押させよう」
そう言うと、イクヤとカズヤの2人はずぐにホナミの体を画面近くに運んでくれた。
ホナミは椅子に座らされ、あたしはその手を画面に押し当てた。
4つ目の額縁も埋まる。