俺様のしもべ
梨「―――っっ」

泣き崩れる梨理香は唇を噛み締めていて自分をせめてるように見えた


それなのに俺は何故か安心してしまった

目の前にある桃華の背中は痛々しいくらいｱｻﾞだらけで悔しいくらい自分をせめたいのに


...桃華を見て安心していた


医「桃華～起きろ？」

おっちゃんが声を掛けて肩を軽く叩くと桃華は目を擦りながらこっちを向いた


医「おーい、桃華？」

目は覚めた筈なのに桃華は何も言わない



…………っっΣ
皆が息を呑んだ


医「おい桃華？お前どうしたんだ？本当に声がでないのか？」

おっちゃんも予想してなかったのか焦ってうわずった声

桃華は泣きながらﾊﾟｸﾊﾟｸ口を動かす
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