【企】あなたに恋した夜は
「何でですかぁ!?」
私は身を乗りだし聞く。
「話しによるとどの授業も聞いてないらしいし、テスト類はどれも点数がヤバいぞ。」
そう言って私にテストを見せた。
「じゅ…17点数…」
これは…
「25点満点のテストですか?」
うん…きっとそうに決まってる!!
「このバカが!100点満点のテストだ!!」
こ、これは流石にヤバい…
しかも他のテストもどれも似たり寄ったり…
けど!!
「毎日補習なんて嫌です!!」
いくらなんでも酷すぎるよ!!
「まぁ、他の先生と相談してまた伝える。本当に気を付けろよ?」
うぅ…
私は落ち込んだまま職員室を出た。
「今日はどうやって解いてくれるの?」
無意識のままたどり着いたユウさんのところ。
なんだかこれも日常みたいになってきた。
っていうか…
「あ…考えたの忘れた…」
考えたのにショックで飛んじゃったよ…