【企】あなたに恋した夜は




けど…




「いない…」




そう、彼はいなかった。




っていうか、そうだよね。




昨日だって偶然会っただけだし…




けど、犯人は一度現場に戻るって言うし!!




よし!!待とう!!










…と、決めてから早2時間。




「もう星が出てるよ…」




空を見上げればたくさんの星。




冬は日が暮れるのが早いからなぁ…




街もすっかりクリスマスモードでイルミネーションが綺麗だ。




会えないのかな…




「会いたいのに…」




そう口にした時、




「あ!!流れ星!!」




そう、流れ星がキラッと流れた。




「わー…」




感動に浸っていると…




「あれ?もしかしてずっと待ってたの?」




この声って…




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