【完】俺がどんなにキミを好きか、まだキミは知らない。
「そうそう、灰野ー。俺と胡桃さっき浮気したんだよなぁ」
突然のナギちゃんの告白にあたしも灰野くんも目がまん丸になる。
な、な、な。浮気……?!
「はぁ!?」とあたしの過剰反応に灰野くんは「え?」と表情を消した。
「ごめんなぁー?」
じゃないでしょ……!何言ってるの?!
おちょくるような笑みに、灰野くんの口元がひくっとする。
「どういうこと?」
灰野くんは顔をしかめる。
「浮気じゃないよ……ね?」
え、そうだよね?
浮気じゃないと断定しきれずに助けを求めるようにナギちゃんを見る。
「それは、捉え方次第だな。灰野は宇宙規模で器が広いから大丈夫だろ」
「だから、なにをしたの」
灰野くんが明らかにイライラしてる。
「えーっとねぇ」
待って待って、
「ナギちゃん!!!」
言わないで!と口に一本指を立てる。
でも立てた後で、その方が怪しまれるって気づいた。その時にはもう遅くて。
「え?まじで……?」
灰野くんの顔は青ざめていた。
突然のナギちゃんの告白にあたしも灰野くんも目がまん丸になる。
な、な、な。浮気……?!
「はぁ!?」とあたしの過剰反応に灰野くんは「え?」と表情を消した。
「ごめんなぁー?」
じゃないでしょ……!何言ってるの?!
おちょくるような笑みに、灰野くんの口元がひくっとする。
「どういうこと?」
灰野くんは顔をしかめる。
「浮気じゃないよ……ね?」
え、そうだよね?
浮気じゃないと断定しきれずに助けを求めるようにナギちゃんを見る。
「それは、捉え方次第だな。灰野は宇宙規模で器が広いから大丈夫だろ」
「だから、なにをしたの」
灰野くんが明らかにイライラしてる。
「えーっとねぇ」
待って待って、
「ナギちゃん!!!」
言わないで!と口に一本指を立てる。
でも立てた後で、その方が怪しまれるって気づいた。その時にはもう遅くて。
「え?まじで……?」
灰野くんの顔は青ざめていた。