月夜に花が咲く頃に
あ、やば。
足、もつれる・・・・・・。
「おい!」
前に倒れそうになった私の腕を、誰かが引いた。
「おわ、あっぶな」
やべえやべえ。
顔面から床にのめり込むとこだった。
「ごめん、ありがとう」
後ろを振り向くとそこにいたのは、呆れ顔の光。
私の顔を見るなり、珍しく眉間にしわを寄せた。
「お前、顔色悪くねえか?」
「え?そうかな。まあちょっと寝不足気味ではあるけど」
「血の気引いた色してんぞ。最近お前何やってんの?」
「え、先生から頼まれた仕事・・・・・・」
「寝ないでやってんのかよ!?」
こくりと頷くと、光は急に私を抱き上げてずんずん歩き出した。
「な!?ちょっと、急に何すんの、」
「いいから保健室行くぞ!お前少し器用になれよバカ!」
「はあ?とりあえずおろして!恥ずかしい!」
「うるせえ!」
なんで怒ってんのよ!
結局光は保健室につくまで降ろしてくれなくて、保健室に入るやいなやベッドに乱暴にぶん投げられた。
「ぼへぇっ」
いったいな!
足、もつれる・・・・・・。
「おい!」
前に倒れそうになった私の腕を、誰かが引いた。
「おわ、あっぶな」
やべえやべえ。
顔面から床にのめり込むとこだった。
「ごめん、ありがとう」
後ろを振り向くとそこにいたのは、呆れ顔の光。
私の顔を見るなり、珍しく眉間にしわを寄せた。
「お前、顔色悪くねえか?」
「え?そうかな。まあちょっと寝不足気味ではあるけど」
「血の気引いた色してんぞ。最近お前何やってんの?」
「え、先生から頼まれた仕事・・・・・・」
「寝ないでやってんのかよ!?」
こくりと頷くと、光は急に私を抱き上げてずんずん歩き出した。
「な!?ちょっと、急に何すんの、」
「いいから保健室行くぞ!お前少し器用になれよバカ!」
「はあ?とりあえずおろして!恥ずかしい!」
「うるせえ!」
なんで怒ってんのよ!
結局光は保健室につくまで降ろしてくれなくて、保健室に入るやいなやベッドに乱暴にぶん投げられた。
「ぼへぇっ」
いったいな!