部長様に奉仕したい
私たちボランティア部に突如現れた新人くん。
成瀬奏多…部長。



その日の帰り道、私と花は部長と広斗に別れを告げて、学校を後にした。


少しの沈黙の後、花が口を開いた。
「ねぇ、みーちゃん。
成瀬くんカッコいいよね‼︎」


「うーん。私のタイプじゃないかな…私はもっと大人っぽい人が好きだからさぁ」

顔は整ってて、身長高かったけど、私のタイプじゃなかった。なんか、可愛い犬みたいだったし…

(まさか、花はもう好きになったのか⁇)

「成瀬くんって、なんかフレンドリーじゃない⁇」花は嬉しそうに言った。


「確かに、異常なほどフレンドリー」いきなり、みーさんって言ってくるし…


「好きになっちゃったか…」
花は顔を赤くして私に言うのだった…


早くないかぁ?
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