偽装ウエディング~離婚前夜ですが、抱いて下さい。身ごもりましたが、この子は一人で育てます。~
「ルキや義彦が来ないのは…俺が来るなと言ったからだ…」
「えっ!?岩城さん…貴方・・・」
「俺…杏花ちゃんがスキなんだ…」
岩城さんからの突然の告白と同時に新年を迎えた。
「あの…私・・・」
「・・・金の為の結婚だろ?でも、今は『ドラゴングループ』のホテルとしてリニューアルしたし、客足も戻って来たと義彦に訊いた…もう、旦那の力は要らないだろ?離婚しちまえよ…杏花ちゃん」
最初はホテルの為に玲人さんの提案に同意した。
でも、離れていても、彼はマメに連絡をくれた。誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントも忘れずにドバイから送ってくれる。
タダの形だけだとしても、彼の心の片隅には私と言う妻がいるのは確かだった。
「ゴメンなさい…私…玲人さんがスキなの…彼の心が私に無くても、いいの…」
「杏花ちゃん…」
「だから、その…貴方の心は受け入れられません…ゴメンなさい。岩城さん」
「えっ!?岩城さん…貴方・・・」
「俺…杏花ちゃんがスキなんだ…」
岩城さんからの突然の告白と同時に新年を迎えた。
「あの…私・・・」
「・・・金の為の結婚だろ?でも、今は『ドラゴングループ』のホテルとしてリニューアルしたし、客足も戻って来たと義彦に訊いた…もう、旦那の力は要らないだろ?離婚しちまえよ…杏花ちゃん」
最初はホテルの為に玲人さんの提案に同意した。
でも、離れていても、彼はマメに連絡をくれた。誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントも忘れずにドバイから送ってくれる。
タダの形だけだとしても、彼の心の片隅には私と言う妻がいるのは確かだった。
「ゴメンなさい…私…玲人さんがスキなの…彼の心が私に無くても、いいの…」
「杏花ちゃん…」
「だから、その…貴方の心は受け入れられません…ゴメンなさい。岩城さん」