偽装ウエディング~離婚前夜ですが、抱いて下さい。身ごもりましたが、この子は一人で育てます。~
兄の友人の告白
ホテルの山側にある従業員専用寮の隣が私の実家。
茶の間のこたつにルキ君と岩城さんが入り、ミカンを食べていた。
「えっ?どうして…ルキ君が実家に?」
「・・・俺がホテルに泊まりこんでいるのはファンには内緒なんだ…騒ぎになると困るから…女将さんが自分の家の二階に俺の部屋用意してくれたんだ…」
「俺の部屋?二階って…」
「あ…杏花の部屋だった部屋を今、ルキ君に貸してるの・・・」
母が着物姿でルキ君たちにお茶を持って来た。
「ありがとう御座います…女将さん」
「いいのよ…ルキ君」
母は年甲斐もなく、ルキ君に猫撫で声を出す。
ルキ君のファンは年配者が多く、世間では、彼のコトを別名『マダムキラー』と呼んでいた。
「じゃ私は何処で寝れば??」
「私の部屋でいいでしょ?だって・・ずっと居るワケじゃないし」
「まぁ、そうだけど…」
茶の間のこたつにルキ君と岩城さんが入り、ミカンを食べていた。
「えっ?どうして…ルキ君が実家に?」
「・・・俺がホテルに泊まりこんでいるのはファンには内緒なんだ…騒ぎになると困るから…女将さんが自分の家の二階に俺の部屋用意してくれたんだ…」
「俺の部屋?二階って…」
「あ…杏花の部屋だった部屋を今、ルキ君に貸してるの・・・」
母が着物姿でルキ君たちにお茶を持って来た。
「ありがとう御座います…女将さん」
「いいのよ…ルキ君」
母は年甲斐もなく、ルキ君に猫撫で声を出す。
ルキ君のファンは年配者が多く、世間では、彼のコトを別名『マダムキラー』と呼んでいた。
「じゃ私は何処で寝れば??」
「私の部屋でいいでしょ?だって・・ずっと居るワケじゃないし」
「まぁ、そうだけど…」