【BL】年上の意地、年下の本気
「結城さん、俺もう…っ」
自然と揺れる腰に、受け身としては少し恥ずかしさを覚える。
それでも結城さんはやめなかった。
「、ゆ…きさん…!すみません…」
気がついた時には俺は結城さんの頭を押さえつけ、その口腔内に白濁液を出してしまった。
…ごくんと音がした。
「…ん。」
ぺろっと舌なめずりをした結城さんに、大人の色気を感じた。
その仕草は妖艶で、俺を魅了する。
「…はぁぁ……結城さん、俺もう我慢できない。」
「っ逞真、今日は俺が…!」
なにを頑張ってるのか知らないけど、少し無理してる。
…俺の為だって思うと嬉しいけど。
「………喜ばせたかった、のに」
結城さんに跨ると、片手で目元を隠してボソリと呟いた。