【BL】年上の意地、年下の本気
「水飲も。」
そういえばなんかいい匂いがする。
まさか逞真が…?
「たく────」
って、いるわけないよな。
あんな夢見たあとじゃ顔も見れないし。
逆によかった…………ん?あれは……
「“結城さんへ 温めて食べてください”…?もしかして、来てたのか…?」
…まさか、な
いや……もし本当だとしたら………俺は…
“結城さん、俺のこと…好きですか?”
“っす、き……”
「はぁぁぁ…?!」
……いやいや、さすがに夢だ。
俺も疲れてるのかな…あんな夢見るなんて。
……でも、来たん…だよな?
それにこの腰の痛みに、見れば見る程キスマークっぽい痕…。
「……嘘…だよな?」