学校嫌いな雨咲さんと学校好きな灰葉くん

「分かった。でも、なんで?」


「そ、それは…」


「それって、もしかしてだけど…学校休んでる理由と関係あるのか?」


何故だか分からないけど、泣きそうで俯(うつむ)く。で


も返事はしようと思い、コクリと頷(うなず)いた。


「まぁ、理由は無理して言わなくても良いからさ。悪かったな、言いにくいこと聞いて。」


頭を優しく、くしゃくしゃと、撫でられる。やっぱり
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