学校嫌いな雨咲さんと学校好きな灰葉くん

「え!?じゃあ海は先に行っててー」


「はいよー」


海ちゃんが行ったあと、零ちゃんは言った。


「結、大丈夫?なんか疲れてそうだったから…」


「え?」


零ちゃんはほんとに鋭い。隠せないなと思い、夢のこ


とと、昨日灰葉くんが来たことを話した。夢はさすが


にどうにもならんけどね。聞いてもらえるだけであり


がたいのだ。
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