学校嫌いな雨咲さんと学校好きな灰葉くん

「えぇー?無理だよぉ」


と言葉では断っているがチラチラとこちらに視線を送


ってくる。正直気持ちが悪い。


(あー、めんどくさい……。虫唾が走る)


睨みつけると女子三人は急に顔がこわばった。俺は、


その後、にこりと作り笑いをした。ほっとした顔を見


せる三人。


「いや、ノート、一冊しかないし。それに……あんたらのこと知らないんだけど、誰?」
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