学校嫌いな雨咲さんと学校好きな灰葉くん

(って…マジで俺どうした)


「調子はどう?」


不意に見せられた可愛さは俺にとって爆弾だったよう


だ。動揺を隠せない。


「んーと…まぁいいっちゃいいかなぁ」


彼女はそう言ったが、言っていることはたぶん嘘だ。


悟られないよう、笑って誤魔化しているが、バレバレ


だ。目の下にクマができている。眠れなかったのだろ
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