日本一の総長は、本当は私を溺愛している。
「お、俺!今日ここに東華に連れてこられて」



「は?東華様に?


そんな嘘が通じるとでも?」



ギリギリと短刀が木にめり込んでいく。



ひぃ!



「貴方は、誰で、何者でしょうか」



「だ、だから!俺は!!
今日から東華の下についたスナイパーだ!」



「聞いてません」



「チッ!あお前が知らないこともるだろうが!」



「いえ、東華様の事なら基本的に全て
知っております。」



「は?」



「当たり前です。


側近ですから」



「え、あ!お前もしかして!渉!!!」



「は?僕の名前を初対面の人に
呼び捨てにされる筋合いは無いんですが?」



「俺も初対面で顔の横に短刀刺されたわ!」



「ほう、東華様の部下なら私の部下でも
ある筈ですが、生意気ですね」



「うっせぇ!年の功だ!!」



「ムカつきます。死んでください」



うそぉ!??



ちょ、まじやば



助けて!!
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