日本一の総長は、本当は私を溺愛している。
なんで!?!?



夏美は爆笑してるのに!!!



「く、黒帯」



「うん、黒帯」



「じゃ、じゃあ、なんでヤンキーに絡まれた時
護身用なのに使わなかったの?」



「いや、空手とか習ってない人には
使っちゃいけないから。」



「そ、そうだけど!」



「だから、喧嘩を習ってるの!」



「えぇー。それあり?」



「あり!」



「と、桃華?


怪我、してないよな?」



「あ、戻った」



「悠月!!よかったー!


怪我はしてないよ!!
虎徹も廉も手加減してくれてるもん!」



「.....おい虎徹。」



「はい。」



どこにいたの!?!?



「なぜ言わなかった」



「私が言うなって」



「手加減はしたか」



「私でも一発入れれるもん!してくれたよ!」



「なにを教えた」



「んーと、わざの避け方とー、
一対多数の時とかの対処にゅ、」



ギューッとほっぺを潰される。



地味に痛い!
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