日本一の総長は、本当は私を溺愛している。
「ははっ、悠月のそのうちなって、
絶対合わせてくれないやつー」
さすが祐分かってる。
誰があんな綺麗な青色を見せるか。
「その子、姫にしねーの?」
「なんだ和真、女嫌い治ったか」
「そんなんじゃない。」
「いいじゃーん!姫にしなよ!
悠月が選んだんならどんな奴でも
いい子にしてあげるよー俺。」
「は、嘘くさ」
「悠月は俺の事信用無さすぎー」
「お前らの腕は信用してる」
「はは!ちょー知ってる。」
「わーもう!わかった!
全部俺が調べとくから定例会するぞ!」
「もう幹部候補は集まってんぞ」
「わかった。」
ハシゴを使わずに飛び降り
4人の幹部に背を見せる。
「行くぞ」
「「「「あぁ、総長」」」」
姫なんかさせるか。
お前らにも見せたくねーのに。
あいつは、俺の中で綺麗に、大事に
咲かせるんだよ。