日本一の総長は、本当は私を溺愛している。

共同戦線

"白虎"の本拠地は大きな倉庫だった。



倉庫の扉を叩くと中から開いて
多くのヤンキーが出迎えてきた。



「お待ちしていました。
どうぞこちらへ」



徹くんが近くにおり案内してくれる。



交渉の席につくメンバーは3人



私と、悠月と、祐くん



対して向こうは4人。



幹部全員だ。



「こちらです。」



徹くんが扉を押して中に促すと
そこにはテーブルを挟んで向かい合わせに
ソファが並んでいた。



ソファは1人がけ、



奥側には渉が座り、その後ろに3人が控えている



私達も悠月がソファに座り
後ろに並ぶ。



「それじゃあ、交渉を始めるか」



渉の言葉で、交渉が始まる。
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