日本一の総長は、本当は私を溺愛している。
「えぇー?そうかなー?」



満くん、褒められてないよ



「ところで、停戦は?」



「もちろんしてやるぜ。


情報も渡そう、と言いたいが、
悪いが何も掴んでない」



「俺達もだ。」



ため息をつく渉の後ろに
白虎のエンブレムが飾ってある。



あれ?



なんか忘れてるような。。。



あ.....



「ねぇ、渉」



「なんだ?」



「襲って来た奴ら、
蛇のマーク付けてなかった?」



「へ、び?


あぁ!!!付けてた!!
首あたりになんか蛇の頭見えてた!!」



「わ〜た〜る〜?」
「と〜お〜か〜?」



「「ひぃ!ごめんなさい!!」」



「「並べ(びなさい)!!
そんな重要な事を
忘れるな(ないでください)!!!!」」



「「ご、ごめんなさい。」」




渉と正座して2人からの説教を受ける。



渉の方を見ると渉もちょうどこちらを向く。



へへへ



渉も釣られるように笑う。



あぁ、こんな関係が続けばいいのに
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