日本一の総長は、本当は私を溺愛している。
「東華って、そんなに偉いのか?」



「んー、日本のヤクザ会では4、5、6番目
個人単位でな」



「は、まじかよ。」



「うん」



あ、質問されたら答えるよ?



だって自己責任!
俺悪くない!
最高!!



「東華の為に、何が出来る?」



「なにも」



悠月がギュッと手をにぎりしめる。



って、言いたいとこだけど



「でも、今なら役に立てる。」



立てちゃうんだよねー!



「っ!どうすれば、」



「今の東華様の敵、
まぁ、1つは妃瀬組の敵だけど、
その敵が2つもある。」



「2つ」



「そう、それで俺達が狙うのは
今は1つの組に成り下がってる黒田組。


如月会はここと少し因縁があるし七尾組も
協力体制だ。
だから如月会に手を貸して黒田を討つ。」
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