日本一の総長は、本当は私を溺愛している。
ブチッと電話が切れる。
確かお爺様の食事会の全体指揮は大立だ。
全く、お爺様はどこまで遊ぶのか。
「お爺様に連絡を」
数秒後にコール音が車の中に響く。
『おー、なんじゃ?』
お爺様の声と共に女の声と
何かを打つ音が聞こえる。
ゴルフか、
御歳89歳。
元気すぎなのも考えものね。
「お邪魔でしたか?」
『ほっほっほ。
惨敗過ぎて拗ねておった所じゃ』
惨敗?
確かにお爺様は家族の中では弱いが
一般からしたらそうでもなかったはずだ。
なら、一緒にいるのは、
「お兄様と御一緒ですか?」
『おぉー、よく分かったの。
全くあいつめ、1人だけサクサク周りよって
年寄りのことを考えとらん』
「ふふっ、お疲れ様です。」
『おう、して、要件はなんじゃ?』
「はい、お爺様の立食会、
めちゃくちゃにしようと思ってるのですが」
『ほう、して、その心は?』
「大立、赤瀬ごと、血祭りにしようかと」
『カッカッカッ!!!
やはり裏切っておったのは赤瀬か!』
確かお爺様の食事会の全体指揮は大立だ。
全く、お爺様はどこまで遊ぶのか。
「お爺様に連絡を」
数秒後にコール音が車の中に響く。
『おー、なんじゃ?』
お爺様の声と共に女の声と
何かを打つ音が聞こえる。
ゴルフか、
御歳89歳。
元気すぎなのも考えものね。
「お邪魔でしたか?」
『ほっほっほ。
惨敗過ぎて拗ねておった所じゃ』
惨敗?
確かにお爺様は家族の中では弱いが
一般からしたらそうでもなかったはずだ。
なら、一緒にいるのは、
「お兄様と御一緒ですか?」
『おぉー、よく分かったの。
全くあいつめ、1人だけサクサク周りよって
年寄りのことを考えとらん』
「ふふっ、お疲れ様です。」
『おう、して、要件はなんじゃ?』
「はい、お爺様の立食会、
めちゃくちゃにしようと思ってるのですが」
『ほう、して、その心は?』
「大立、赤瀬ごと、血祭りにしようかと」
『カッカッカッ!!!
やはり裏切っておったのは赤瀬か!』