日本一の総長は、本当は私を溺愛している。
「準備出来ましたか!」



「はい!」



「服装!」



「制服!」



「髪!」



「おろした!」



「顔!」



「そのまま!」



「ダメ!」



「なんでぇぇぇー!!!」



「アホなのお前!!
せっかく綺麗にしたら綺麗なのに!



そのままの格好で行くやつがいるか!!」



「ええー!



化粧とか絶対むりだもーん!」



「しかたねぇ!



店長のとこ行くぞ!!」



「え、て、いやぁぁぁあー!!!」



は、吐きそう



いきなり法定速度外で



バイクぶっ飛ばす奴がいるか!



飛ぶわ!



「行くぞ」



あーもう、



運転手は酔わなくて羨ましいです。



前のように薄暗い階段を降りる。



「おい、店ちょ....何してんだテメェら!」



え?



どうし、っ!?



お店の中にはさ男の3人と店長。



店長と1人が向き合うようにソファにおり



あと二人が壁にいる。



真っ黒のスーツは怖さをひきたてる。



「チッ、一般人か。



店長。



また来るんでそんときに返事お願いしますね。」



「なにもんだテメェら」



「ガキが知ることじゃねぇよ」
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