堕天使
出逢い、そして・・・
愛菜とマコトが出逢ったのは大学1年のときであった。
上京者である愛菜は不安のさなか入学式を迎えた。
右を見ても左を見ても知っている人はいない。
学部全体の式が終わると今度は校舎へ移動して学科ごとの入学案内が行われる。
100人ほど入れる教室で愛菜はマコトと出逢った。
マコトは着なれていないスーツに何故か金色のネクタイをしていた。
風水? と思わず目を疑いたくなるようなネクタイは目立った。
あいている席に座ると隣にマコトが座ってきて。
「スンマセン、ティッシュ持ってません?」
と言われたのが最初だった。
上京者である愛菜は不安のさなか入学式を迎えた。
右を見ても左を見ても知っている人はいない。
学部全体の式が終わると今度は校舎へ移動して学科ごとの入学案内が行われる。
100人ほど入れる教室で愛菜はマコトと出逢った。
マコトは着なれていないスーツに何故か金色のネクタイをしていた。
風水? と思わず目を疑いたくなるようなネクタイは目立った。
あいている席に座ると隣にマコトが座ってきて。
「スンマセン、ティッシュ持ってません?」
と言われたのが最初だった。