堕天使
救世主
愛菜は重たい身体をひきずりながら一歩、一歩コンビニに向かった。
マコトのアパートの近くにあるコンビニの光は異様に明るく感じた。
愛菜は俯いてコンビニの前で待つ。
少しすると一台の車がとまった。
「寒いから早く入って」
男の言葉に愛菜は助手席に乗り込む。
車は迷うことなく動き出す。
「あの…」
運転する樹(イツキ)に愛菜は声をかけるが樹は無反応。
「あの…」
「悪いけど、もう遅いから俺んち行くから」
一言。
車内で樹はそれしか言わなかった。
マコトのアパートの近くにあるコンビニの光は異様に明るく感じた。
愛菜は俯いてコンビニの前で待つ。
少しすると一台の車がとまった。
「寒いから早く入って」
男の言葉に愛菜は助手席に乗り込む。
車は迷うことなく動き出す。
「あの…」
運転する樹(イツキ)に愛菜は声をかけるが樹は無反応。
「あの…」
「悪いけど、もう遅いから俺んち行くから」
一言。
車内で樹はそれしか言わなかった。