冬 -Domestic Violence-


「・・・・・・スッ・・・スッ・・
・・・・・・・スッ・・ヒック・・・
・・・・スッ・・スッ・・・ウウ・・。」



[シオリはたまに何考えてんのか分からない時があるんだよ]


“借りてでも・・
喋ってみたいなぁって・・。”



[シオリはたまに何考えてんのか分からない時があるんだよ]


“上原さんにまた会えるかなぁって、
ちょっとだけ楽しみにしてたので(^^;)”



[シオリはたまに何考えてんのか分からない時があるんだよ]


“月が綺麗とかって話逸らしたけど、

正直・・隣で歩いてる上原さんの事しか見えてなかった”




[シオリはたまに何考えてんのか分からない時があるんだよ]


“さっき・・勢いで彼氏面しちゃったけど・・上原さんが良ければ・・

本当に彼氏にしてくれませんか?”





・・・私もマー君を信じられる・・。

もう・・マー君を傷つけたくない・・。


マー君は怒らない。
マー君は私を受け入れてくれる。



[シオリはたまに何考えてんのか分からない時があるんだよ]




「でも・・・私・・いつか・・・
マー君に殺されちゃうのかな・・?」





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