腹黒王子の初恋
備品整理を終えて席に戻ってきた。印刷依頼来てるかな~。メールを確認すると…文月の文字が!おっ!ゆうきゅんから来てるよ。
ドキドキしながらメールをあけた。
【こちらこそ本ありがとうございました。楽しく読ませてもらいました。とても面白かったです。梢先輩がこのような本を好きだなんて意外でした。
後でそちらに本を返しに行きますね。】
何だって?こっちに来るって?やめてー。高速タイピングで返信した。
【本当に本はいりませんから大丈夫です。差し上げます。】
10分。20分。返事なーし!忙しいのかな?来るのか?こっちに来るのか?
はっ!やっと来た。
【いただくなんてできません。社内でお渡しするのが困るということでしたら、今日一緒にランチどうですか。そのときにお渡しします。梢先輩ともお話したいですし。会社前のイタリアンのお店で待ってます。楽しみです。】
何だって?今日のランチ?時計を見る。
12時15分前。
どうしよう。どうしよう。仕事も手につかず、ただただ時間が過ぎていった。
ドキドキしながらメールをあけた。
【こちらこそ本ありがとうございました。楽しく読ませてもらいました。とても面白かったです。梢先輩がこのような本を好きだなんて意外でした。
後でそちらに本を返しに行きますね。】
何だって?こっちに来るって?やめてー。高速タイピングで返信した。
【本当に本はいりませんから大丈夫です。差し上げます。】
10分。20分。返事なーし!忙しいのかな?来るのか?こっちに来るのか?
はっ!やっと来た。
【いただくなんてできません。社内でお渡しするのが困るということでしたら、今日一緒にランチどうですか。そのときにお渡しします。梢先輩ともお話したいですし。会社前のイタリアンのお店で待ってます。楽しみです。】
何だって?今日のランチ?時計を見る。
12時15分前。
どうしよう。どうしよう。仕事も手につかず、ただただ時間が過ぎていった。