腹黒王子の初恋
夕方。家に着くころ、ゆうきゅんからLIMEが届いた。
【無事家に着きましたか。】
【今日は楽しかったです。ありがとうございます。】
【また遊びましょうね】
かわいいクマのスタンプつき。思わず笑みがこぼれる。
【私も楽しかったです。ありがとうございます。】
返信すると、すぐスタンプが。怒っているクマ。
【タメ口!】
あっ。まだ慣れない。苦笑しながら返事を送る。
【ごめん。気を付ける】
【よろしーい!!】
ふふっ。今日はホント楽しかったな。最初はどうなることか心配だったけど、水族館も楽しかったし。ローストビーフサンドもおいしかったし…ゆうきゅんのこともいろいろ分かった気がする。ゆうきゅんのいろいろな表情が浮かびトクトクトクと胸が心地よく弾む。
なんだかくすぐったいけど嫌じゃない。不思議な気分。
『先輩~、大好きです。』
急にゆうきゅんのつぶやきが思い出された。心臓がドクンと大きく弾んだ。
スキってどういうことだろ。私が大好きって言ったからお返しで言ってくれたのかな。特に深い意味はないよね。私なんかにもったいない言葉だ~。
ベッドに横になり、なかなか収まらない高鳴る胸にずっと手を当てていた。
【無事家に着きましたか。】
【今日は楽しかったです。ありがとうございます。】
【また遊びましょうね】
かわいいクマのスタンプつき。思わず笑みがこぼれる。
【私も楽しかったです。ありがとうございます。】
返信すると、すぐスタンプが。怒っているクマ。
【タメ口!】
あっ。まだ慣れない。苦笑しながら返事を送る。
【ごめん。気を付ける】
【よろしーい!!】
ふふっ。今日はホント楽しかったな。最初はどうなることか心配だったけど、水族館も楽しかったし。ローストビーフサンドもおいしかったし…ゆうきゅんのこともいろいろ分かった気がする。ゆうきゅんのいろいろな表情が浮かびトクトクトクと胸が心地よく弾む。
なんだかくすぐったいけど嫌じゃない。不思議な気分。
『先輩~、大好きです。』
急にゆうきゅんのつぶやきが思い出された。心臓がドクンと大きく弾んだ。
スキってどういうことだろ。私が大好きって言ったからお返しで言ってくれたのかな。特に深い意味はないよね。私なんかにもったいない言葉だ~。
ベッドに横になり、なかなか収まらない高鳴る胸にずっと手を当てていた。