ずっとやさしい手のひら・続編
次の日には赤ちゃんは私の部屋に来て、休むことなく子育てが始まった
でも今は大変だなんて思わなかった
むしろこれからのことを考えるだけで胸が弾んでいた
ガラッ
「眠れたか?」
朝早くに健太が病院に来てくれた
「早いね」
「そ、そうか」
「会いたかったんでしょ?」
照れながら否定したけど間違いなく赤ちゃんに会いたかったんだ
「名前、決めたんだ」
「もう考えたの?」
「産まれる前からずっと考えてたよ」
名前は俺が決めるから
そう健太はずっと言っていた
だから私は健太に任せてどんな名前にするのか聞かなかった
でも今は大変だなんて思わなかった
むしろこれからのことを考えるだけで胸が弾んでいた
ガラッ
「眠れたか?」
朝早くに健太が病院に来てくれた
「早いね」
「そ、そうか」
「会いたかったんでしょ?」
照れながら否定したけど間違いなく赤ちゃんに会いたかったんだ
「名前、決めたんだ」
「もう考えたの?」
「産まれる前からずっと考えてたよ」
名前は俺が決めるから
そう健太はずっと言っていた
だから私は健太に任せてどんな名前にするのか聞かなかった