ずっとやさしい手のひら・続編
「驚かせようと思っていたのに、亜美を悩ませてしまったな」
「ううん…嬉しい」
ちゃんとこうやって私のことを考えてくれる
自分を犠牲にしてまで、私を大切にしてくれる
いつもいつでも私は健太に大事にされてるんだよね
「ごめんね」
「亜美は悪くないよ。隠していた俺が悪い」
ほら、やっぱり自分のせいにする…
「これからは俺も隠し事しないから、亜美も溜め込まないで言うこと」
ギュッ
横に座っていた健太が、いつもより強く私を抱き締め、
「今でもな。亜美と結婚したことが信じられなくて…」
そう言って一瞬黙り
「俺はあの頃の気持ちも今の気持ちも少しも変わっていない。高校の時、初めて会った時からずっと亜美だけだから」
温かいね…
健太の体温も健太の言葉も…
すべての優しさが私の心に染み込んで行くよ
昔も今もこれからも私達はいつも一緒
離れていた溝が音を立てて、引き寄せ合うように一つになって行く
「ううん…嬉しい」
ちゃんとこうやって私のことを考えてくれる
自分を犠牲にしてまで、私を大切にしてくれる
いつもいつでも私は健太に大事にされてるんだよね
「ごめんね」
「亜美は悪くないよ。隠していた俺が悪い」
ほら、やっぱり自分のせいにする…
「これからは俺も隠し事しないから、亜美も溜め込まないで言うこと」
ギュッ
横に座っていた健太が、いつもより強く私を抱き締め、
「今でもな。亜美と結婚したことが信じられなくて…」
そう言って一瞬黙り
「俺はあの頃の気持ちも今の気持ちも少しも変わっていない。高校の時、初めて会った時からずっと亜美だけだから」
温かいね…
健太の体温も健太の言葉も…
すべての優しさが私の心に染み込んで行くよ
昔も今もこれからも私達はいつも一緒
離れていた溝が音を立てて、引き寄せ合うように一つになって行く