約束〜二人で帰ろう〜
脱出しよう!
「悲しい時に聴きたいボカロは?」
「箱庭の夢!」
「なるほど!私はハロハワユかな」
「じゃあ今度は私!恋をしている時に聴きたいボカロは?」
「う〜ん……。ヤキモチの答えかな」
「私は地球最後の告白をだよ」
「かっこいいと思うボカロは?」
「東京電脳探偵団かな〜」
「私はハウトゥー世界征服!」
「物語風のボカロで一番好きなのは?」
「Alice in musicland!」
「サンドリヨン!」
今日も私たちは話す。監禁されてもう七日くらいかな?この部屋には窓がない。朝なのか、夜なのか、時間の感覚もだんだんなくなってきた。
私はごろんと横になる。瑠璃ちゃんも横になり、私の頭をそっと撫で始めた。私はヨモギを思い出す。
瑠璃ちゃんと話さない時は、いつも家族のことが頭に浮かぶ。お父さんたちは今何をしてるんだろう。
お母さんは元彼氏の要求を飲むのかな?要求を飲んだら私は解放してもらえるの?
でも、と私は瑠璃ちゃんを見つめる。瑠璃ちゃんはずっと私を撫でている。
「箱庭の夢!」
「なるほど!私はハロハワユかな」
「じゃあ今度は私!恋をしている時に聴きたいボカロは?」
「う〜ん……。ヤキモチの答えかな」
「私は地球最後の告白をだよ」
「かっこいいと思うボカロは?」
「東京電脳探偵団かな〜」
「私はハウトゥー世界征服!」
「物語風のボカロで一番好きなのは?」
「Alice in musicland!」
「サンドリヨン!」
今日も私たちは話す。監禁されてもう七日くらいかな?この部屋には窓がない。朝なのか、夜なのか、時間の感覚もだんだんなくなってきた。
私はごろんと横になる。瑠璃ちゃんも横になり、私の頭をそっと撫で始めた。私はヨモギを思い出す。
瑠璃ちゃんと話さない時は、いつも家族のことが頭に浮かぶ。お父さんたちは今何をしてるんだろう。
お母さんは元彼氏の要求を飲むのかな?要求を飲んだら私は解放してもらえるの?
でも、と私は瑠璃ちゃんを見つめる。瑠璃ちゃんはずっと私を撫でている。