クローゼットに飛び込んだら、そこはイケメン天国(パラダイス)~これってもしやシンデレラストーリー!?
「アルバート様、一体、どういうことでしょうか?」
「我が国と、モルドから逃げて来た魔女の間には、厚い信頼関係があったのだ。
ジョシュアが青き魔女の血を引く者とわかった以上、彼を手にかけることは出来ない。」
二人共戸惑ったような顔をしていた。
しかし、それは私も同じだ。
ジョシュアが捕まったらしいと聞いたのは、モルドでの話だ。
まさか、ジョシュアがトスルの青き魔女の末裔だなんて、思ってもいなかった。
その真実がわかった以上、ジョシュアを殺めることは出来ない。
「それでは、王妃を狙うということですか?」
「そうなるな。
王妃を狙うのはとても難しいことだが……」
その時、扉を叩く音がして、私の話は中断された。
「アルバートさん、僕です、カンナです。」
「カンナ?どうした?入れ。」
カンナは、ジョシュアと一緒だった。
「あの…今、聞いたんですが、アンジェラ王妃のご懐妊が発表されたそうです。」
「なんだと!?」
「船に乗る前に、港の近くのお触書を見たと言う者がおりまして…」
ジョシュアがおずおずと話した。
「そうか…良かったら、君達も掛けたまえ。」
先程、口実を付けて追い出したばかりだが、とりあえず、ジョシュアにはもう少し話を聞きたい。
私はふたりを再び席に着かせた。
「我が国と、モルドから逃げて来た魔女の間には、厚い信頼関係があったのだ。
ジョシュアが青き魔女の血を引く者とわかった以上、彼を手にかけることは出来ない。」
二人共戸惑ったような顔をしていた。
しかし、それは私も同じだ。
ジョシュアが捕まったらしいと聞いたのは、モルドでの話だ。
まさか、ジョシュアがトスルの青き魔女の末裔だなんて、思ってもいなかった。
その真実がわかった以上、ジョシュアを殺めることは出来ない。
「それでは、王妃を狙うということですか?」
「そうなるな。
王妃を狙うのはとても難しいことだが……」
その時、扉を叩く音がして、私の話は中断された。
「アルバートさん、僕です、カンナです。」
「カンナ?どうした?入れ。」
カンナは、ジョシュアと一緒だった。
「あの…今、聞いたんですが、アンジェラ王妃のご懐妊が発表されたそうです。」
「なんだと!?」
「船に乗る前に、港の近くのお触書を見たと言う者がおりまして…」
ジョシュアがおずおずと話した。
「そうか…良かったら、君達も掛けたまえ。」
先程、口実を付けて追い出したばかりだが、とりあえず、ジョシュアにはもう少し話を聞きたい。
私はふたりを再び席に着かせた。