クローゼットに飛び込んだら、そこはイケメン天国(パラダイス)~これってもしやシンデレラストーリー!?
*
「カンナ…疲れてないか?」
「はい、大丈夫です。」
「馬車には酔わなかったか?」
「はい、お陰様で。」
お昼に小さな町に立ち寄って食事をして、そしてまた馬車に乗り、夜が更けてから大きな町に着いた。
ここで一泊してから、明日の夕方にはキリルの国に入るらしい。
遅かったせいか、もうお店はほとんど閉まってて、レストランとはちょっと違う、酒場のようなお店で夕食を食べた。
馬車に乗ってた人はたいてい来てるし、それほど柄が悪いって程ではないけど、王子様が来るのには不似合いなお店だ。
でも、アルバートさんはそういうこともあまり気にしてないみたい。
前から思っていたけれど、本当に気さくな人だよね。
「カンナ…この肉も食べてみなさい。
柔らかくて美味しいぞ。」
「はい、ありがとうございます。」
差し向かいで食べる食事…ちょっと照れるけど、嫌な気はしない。
イケメンの顔を見ながら食べると、食が進むね。
「酒はどうだ?もう一本頼むか?」
「いえ、僕はそんなに飲めませんから、これで足りると思います。」
「そうか。わかった。」
アルバートさんって、本当に気遣いの出来る人だと思う。
こんな私にも、こんなに優しく接してくれるんだもの。
王子様なんだし、ふんぞり返っていても良い身分なのに、偉ぶったところが本当にないんだよね。
こんなに見た目も良くて、性格も良いのに、いまだ独身っていうのが不思議だね。
そうでなくても、王族だったら、自分の意志とは関係なしに政略結婚とかもありそうなのに。
そういえば、エドワード王もアルバートさんとはほとんど年が変わらないみたい。
なのに、エドワード王はもう再婚だし、子供もいるのに、アルバートさんは独身。
不思議だ。
本当に不思議だ。
あ、そういえば、ネイサンさんも独身、ジョシュアさんも独身、オスカーさんも?
なんでだろ??
見た目的にはモテるに決まってるのに。
本当にもったいない話だね。
「カンナ…疲れてないか?」
「はい、大丈夫です。」
「馬車には酔わなかったか?」
「はい、お陰様で。」
お昼に小さな町に立ち寄って食事をして、そしてまた馬車に乗り、夜が更けてから大きな町に着いた。
ここで一泊してから、明日の夕方にはキリルの国に入るらしい。
遅かったせいか、もうお店はほとんど閉まってて、レストランとはちょっと違う、酒場のようなお店で夕食を食べた。
馬車に乗ってた人はたいてい来てるし、それほど柄が悪いって程ではないけど、王子様が来るのには不似合いなお店だ。
でも、アルバートさんはそういうこともあまり気にしてないみたい。
前から思っていたけれど、本当に気さくな人だよね。
「カンナ…この肉も食べてみなさい。
柔らかくて美味しいぞ。」
「はい、ありがとうございます。」
差し向かいで食べる食事…ちょっと照れるけど、嫌な気はしない。
イケメンの顔を見ながら食べると、食が進むね。
「酒はどうだ?もう一本頼むか?」
「いえ、僕はそんなに飲めませんから、これで足りると思います。」
「そうか。わかった。」
アルバートさんって、本当に気遣いの出来る人だと思う。
こんな私にも、こんなに優しく接してくれるんだもの。
王子様なんだし、ふんぞり返っていても良い身分なのに、偉ぶったところが本当にないんだよね。
こんなに見た目も良くて、性格も良いのに、いまだ独身っていうのが不思議だね。
そうでなくても、王族だったら、自分の意志とは関係なしに政略結婚とかもありそうなのに。
そういえば、エドワード王もアルバートさんとはほとんど年が変わらないみたい。
なのに、エドワード王はもう再婚だし、子供もいるのに、アルバートさんは独身。
不思議だ。
本当に不思議だ。
あ、そういえば、ネイサンさんも独身、ジョシュアさんも独身、オスカーさんも?
なんでだろ??
見た目的にはモテるに決まってるのに。
本当にもったいない話だね。